ワーナー ブラザース スタジオツアー東京– メイキング・オブ・ハリー・ポッターは、ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 1周年アニバーサリー イベントを、2024年6月10日(月)夜に開催しました。
ハリー役 小野賢章さんが1周年に登場
映画『ハリー・ポッター』シリーズの撮影の世界が楽しめるスタジオツアー東京は、2023年6月16日にオープン。1周年を迎えるのを記念したイベントが開催されました。
会場は、映画『ハリー・ポッター』の祝宴のシーンで何度も登場する、スタジオツアーでも人気のホグワーツ城の大広間。ダンブルドアに扮したハリー杉山さんの司会でスタート。
ホグワーツの制服を着たような小野賢章さんと山本美月さんが登壇しました。
ハリー・ポッターの声優である小野賢章さんは、1年前に行われたスタジオツアーのオープニングセレモニーにも登壇していました。MCのハリーさんから1周年を迎えるスタジオツアー東京のでの思い出聞かれると、小野さんは「1周年あっという間だったなと思います」と語りながら、オープニングセレモニーで一緒に登壇したドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンさんとの、控室でのエピソードを披露しました。
オープニングセレモニーではガチガチに緊張したという小野さん。トム・フェルトンさんが控室で「ようやく会えたなハリー」と話しかけてきたそう。ただ、なぜか話しかけてくれた時だけ通訳がいなくて、伝えたいことがいっぱいあるのに緊張で英語が何も出てこなかったと振り返りました。
ハリー・ポッター大ファン山本美月さん
山本さんは、原作小説を必ず発売日に読み切るという、ハリー・ポッターのファン。
当時は小学生で、なんで私はホグワーツに入学できないんだろうと悔しかったという中、大広間で先生サイドに立ってドキドキして嬉しいと語りました。
子どもが1歳になったばかりだという山本さん。スタジオツアーは今回が初めての来訪となりました。実際にセットを近くで見られて興奮したそう。中でもハグリッドのお家の寝室に感動したそうで、映画に描かれていない部分で。ここにこないと見られないもので素敵だなと感想を語りました。
オーディオガイドがハリーの声に
1周年を記念して、6月17日(月)よりデジタルオーディオガイドの音声が小野賢章さんの声にリニューアルされることが発表。
既にオーディオガイドの音声を収録したという小野さんは、「大ボリュームで聞くだけでも楽しいと思いますし、見るだけの情報だと文字は読まなかったりするので、オーディオでガイドを聞くことによってすっと情報も入ってきますし、本当に楽しめるようになっていると思います」とコメント。シーンに関連するよう呪文を聞けることも明かしました。
発表を聞いた山本さんは「小野さんの声を聞きながらこういう世界にいるなんて、ハリー・ポッターの世界にいるみたいになれるんじゃないかな」と期待。
それを受け小野さんは「第1作から20年以上経つのにいまだにハリー・ポッター関連のお仕事をさせていただいているのは本当に幸せ。スタジオツアー東京がハリー・ポッターの聖地として歴史を重ねていってもらえれば嬉しいなと思います」と語りました。
アニバーサリーケーキが魔法で点灯
大広間の檀上には1周年をお祝いするホグワーツの4つの寮をイメージした大きなアニバーサリーケーキが登場。ファンと一緒に「インセンディオ」の合図でキャンドルに点火することに。
小野さんが自ら、ファンに向けて「インセンディオ」の杖の振り方をレクチャー。インセンディオは結構危ない魔法だと警戒しながら、本番を迎えると、無数のキャンドルに優しく明かりが灯されました。
ファン200名と帽子投げ
最後に『ハリー・ポッターと賢者の石』のエンディングのように、大広間でホグワーツ生が一同に集まり魔法使いの帽子を天井に投げる名シーンを再現。
小野さん、山本さん、ハリーさんと招待された200名のファンが、一斉に帽子を大広間の天井髙く投げて盛大にフィナーレを迎えました。