アドベンチャーワールドは、繁殖研究施設「ペンギンベース」をオープンしました。
「ペンギン王国」リニューアル
アドベンチャーワールドでは、「ペンギン王国」が2022年2月に閉館。繁殖研究施設「ペンギンベース」にリニューアルしました。
「ペンギンベース」は、より大きなコロニー(繁殖群)形成のため、飼育エリアの陸地面積が以前の約2倍となったほか、エンペラーペンギンやアデリーペンギン、ヒゲペンギンなどの極地に生息するペンギン類の飼育、繁殖施設として利用できるように、温度が0~5℃まで設定可能となりました。
「ペンギンベース」は非公開施設となりますが、繁殖期の初期人工育雛の様子などについては一時公開を予定しているほか、教育活動の場として一部エリアを公開する予定です。
国内最多の8種約500羽を飼育
パークでは1978年よりペンギン類の飼育を始め、1990年からは自然界のペンギンコロニーを再現すべくペンギンプロジェクトを立ち上げ、本格的に繁殖研究をスタートさせました。
国内で唯一繁殖に成功したエンペラーペンギンをはじめ繁殖研究に努め、現在は、国内で最も多い8種類約500羽を飼育しています。
総面積:261㎡(旧:145㎡)
陸地面積:206㎡(旧:105㎡)
最低室温:0℃(旧:12℃)
飼育可能羽数:約200羽(旧:約100羽)