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ハウステンボス髙村新社長が会見「アクセントポイントになる体験を導入したい」

2023年10月3日 あとなび

(右から)ハウステンボス株式会社 髙村耕太郎社長、坂口克彦会長

ハウステンボスは、髙村耕太郎新社長の就任挨拶会見を、2023年10月3日(火)に実施しました。

髙村新社長がハウステンボスで挨拶

ハウステンボス株式会社は、髙村耕太郎氏を社長執行役員に選任する人事を、2023年10月1日(日)に行いました。就任2日後となる2023年10月3日(火)午前、ハウステンボス内ホテルヨーロッパにて、報道陣向けに代表取締役就任挨拶会見を実施しました。

会見には、髙村新社長と、同日に会長に就任した坂口克彦前社長が出席しました。

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坂口会長「非常に良い人材を探してきていただいた」

髙村新社長は、1983年に新卒で株式会社オリエンタルランドに入社。東京ディズニーリゾートの企画管理畑を25年歩んできました。

大手テーマパーク企業からの招聘について、坂口会長は、1年前にハウステンボスがPAGに売却された際から、新たな社長を招聘することは既定路線だったと説明。想定より時間がかかったものの「大変良い人材を探してきていただいたと喜んでいる」と話しました。

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10〜20年の中長期でハウステンボスを発展させる

坂口会長は、PAG伊藤氏から買収当時、社長継続を依頼しつつ「2030年、2040年という中長期でハウステンボスが発展していくためには、一回り若い社長を招聘したい」と言われていたことを明かしました。髙村社長自身も、50歳という年齢もPAGから社長を依頼された理由の一つだと語ります。

髙村社長はPAGから「テーマパーク・テーマリゾートとしての価値をしっかり底上げしてください」と言われており、2040〜50年にもハウステンボスが良い形で存在し成長していくには、どういった形でビジネスモデルを構築していくのか、中長期の戦略を練っていくと説明。

坂口氏は社長時代に人事面を含め様々な改革をしたものの、5年先程度しか考えておらず、10年先といった中長期は考えていなかったと語り、中長期での発展に向けて新社長に期待を寄せました。

アクセントポイントになるようなアトラクションやエンターテイメントを入れていく

早速、佐世保市に住民票を移し、現在はハウステンボス付近のホテルで仮住まいをしているという髙村社長。

ハウステンボスの経営面での現状について、ポイントとなるような、体験にアクセントを与えられる施設が足りないと指摘。歩いている中で数分に一回はあっと思っていただけるような拡張をしたいと展望を語りました。

その後も、最優先事項として「アクセントポイントになるようなアトラクションやエンターテイメントを入れていく」と強調。具体的には、パークから帰る際、1日の思い出を喋る中で、「あれは可愛かったね」「あのアトラクションほんと面白かったね」というものが帰る時にひとつふたつ残るような体験を入れていくと語りました。

※会見の詳細は追って掲載予定です。

※記事の内容は取材時の情報です。掲載している情報が変更になっている場合があります。
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