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プロジェクションマッピング国際大会「TOKYO LIGHTS 2023」で開催

2023年9月12日 あとなび

「Vali Chincișan/Legacy Links」(ルーマニア)

「TOKYO LIGHTS 2023」が、明治神宮外苑にて、2023年9月8日(金)〜9月10日(日)の期間、開催されました。

3回目の“光のイベント”

「TOKYO LIGHTS」は、東京の新しい風物詩として未来へのメッセージを発信する光のイベントとして、2021年12月に明治神宮外苑の聖徳記念絵画館及び総合球技場軟式球場を会場としてスタートしました。

開催エリア内では今大会で11回目を迎える、世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition」や、光のアートや先進的なエンターテインメントコンテンツが配置される「光の祭典エリア」などが展開されました。

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プロジェクションマッピング国際大会

「Elektrick.me/Touch」(ブルガリア)

一般財団法人プロジェクションマッピング協会が2012年より企画開催し、今大会で11回目を迎えるプロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition」。

1分台の短いプロジェクションマッピング作品が集められ、その年の世界一に相応しい表現を競います。今年は「LINK」をテーマに作品を募集し、世界58の国・地域から281組がエントリー。その中から選出された17ヵ国・地域のファイナリスト20組の作品が、聖徳記念絵画館の横約112m×高さ約32mという巨大な壁面に6656×1920ピクセルという高解像度で19台の高出力プロジェクターにより投影されました。

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GReeeeN監修のオープニングショー

オープニングショーは、TOKYO LIGHTS 2023のオフィシャルアンバサダーを務める「GReeeeN」が監修。

GReeeeNの「星影のエール」「ミドリイロ」「WONDERFUL」「僕らの物語」楽曲4曲を使用して、プロジェクションマッピングとダンサー達とのコラボレーション演出がなされたオープニングショーが上演されました。

さらに、招待作家による作品上映を実施。

「AVA Animation & Visual Arts/Eudaimonia」(カナダ)

プロジェクションマッピングの世界的パイオニアで、長年この業界に影響を与えてきたハンガリーのLászló Zsolt Bordosと、この大会に最も数多く参加し世界中で多くの受賞歴を誇るカナダを拠点に活動するAVA Animation & Visual Artsの2組が招聘され、対極ともいえる内容の2本が上映ました。

AVA Animation & Visual Artsの2人は、TOKYO LIGHTSの印象について、「長年、この国際大会の成長をずっと見て来たわけですが、この1分台というフォーマットが凄く良いんですよね。短い時間で表現したいものをあまり時間をかけずに作る事が出来き、こういう素敵なビルのキャンバスに作品を投影できるというのは非常に光栄に思っています。付け足すとすれば、毎年作品のレベルが上がっているのでその成長速度は本当に信じられないほどです」とコメントしました。

プロジェクションマッピング授賞式

会期の最終日となる9月10日(日)には、「1minute Projection Mapping Competition」の各賞の受賞者の発表と授賞式が開催されました。1,790席の有料鑑賞席に観客を迎え、小池百合子東京都知事などが見守る中、20組のファイナリスト作品と招待作家2組の作品上映が約50分間に渡り上映されました。

コンペティションは、独自性・新規性、コンセプト設計、映像制作技術、建物との親和性、音楽・音響効果、演出構成・完成度、の6項目で採点。「オーディエンス賞」「Tokyo Tokyo賞」「審査員特別賞」「TOKYO LIGHTS賞」と順に表彰がなされました。

グランプリである「東京都知事賞」を獲得したのは、ルーマニアのVali Chincișan制作の「Legacy Links」。賞金200万円と副賞としてプロジェクションマッピングソフト、そしてバルコ株式会社よりプロジェクターが贈られ、小池都知事よりプライズプレートが代理として審査員のLászló Zsolt Bordos氏に渡されました。

「Legacy Links」の講評としてLászló Zsolt Bordos氏は「AIを今回は用いていますが、でもそれだけで選んだ訳では無く、コンセプトやアイディアが伝わってきました。また、イメージを通じて私達は世界の歴史を見る事が出来ました。今回のイベントテーマが『LINK』になっていますけども、過去と現代を繋げてくれるそんな作品でした」とコメント。

ファイナリストの作品を鑑賞した小池都知事は「毎年、その芸術性と技術力がどんどん上がっているという事を私も堪能させていただきました。レベルの高い作品が本当にたくさん集まりました。ここから世界に羽ばたくクリエイターが沢山いらっしゃると思います。とても光栄に思います。これからもこの素晴らしい技術と何よりもアートを皆さんと共に楽しんでいきたいと思います。おめでとうございました」と祝いの言葉を述べました。

最後に大会総合プロデューサーでプロジェクションマッピング協会代表理事の石多未知行氏より総評が行われました。

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石多氏コメント

「Ari Dykier/Human」(ポーランド)

この大会はクリエイター達の時間、情熱、クリエイティブなアイディアで成り立っています。今回の優勝作品にもAIが使われていたりしますが、この10年の間に色んな技術が発展して来ているんですけど、こういったものをクリエイターが如何取り組んで、ポジティブに解釈して進んでいくかが非常に大事なことだなと思いますし、クリエイターは勇気を出してその一歩を踏み出していることはリスペクトすることだなと思います。そして、その価値を改めて認めていくべきではないかなと思います。

作品達の持つメッセージというのは本当に強いと感じていて、一つ特筆すると、ウクライナの作品の中に、今の日本と彼等の問題を繋ぐということがあったと思います。他にも世界の課題というものを改めて作品の中で繋ぎ直してくれている、そういう価値をクリエイターが作ってくれていますし、社会に向けてのメッセージを発することが出来る場所、新しい挑戦が出来る場所をしっかり作っていきたい、それが今の日本に、東京にあるということを素晴らしいことだと思っています。

光の祭典エリア

明治神宮外苑 総合球技場軟式球場では光のアートや音楽を融合させた「光の祭典」が開催。先進的なエンターテインメントが配置され、エリア全体で多種多彩な体験ができます。

演出コンセプトは「LINK TOKYO」。さまざまな光に照らし出された東京の魅力をつなぎ、その未来や幸せを世界に発信します。エリア全体にかかるテーマ曲の作曲を、アーティストのRay Kunimoto氏が担当。加えて、高度な映像技術と先端テクノロジーを活用し、今までにないライブエンターテインメントと新たな体験空間を創造する株式会社IMAGICA EEXがエリア全体をプロデュースしました。

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IMMERSIVE GATE

高さ2m、奥行き8mの大型のLEDウォールが入口に設置され、来場者をお出迎え。高輝度かつ没入感のある3DCG映像に囲まれることで、異世界に入り込んだような感覚を体感できます。

LINK TOWER

「光の祭典エリア」のメインコンテンツとなる「LINK TOWER」は、東京の高層ビル群と地下鉄路線からインスピレーションを得た、光のステージです。

東京2020パラリンピック競技大会開会式のクライマックスでのLED演出を担当した藤本実氏率いるエンターテイメント集団「MPLUSPLUS株式会社」による独自開発のLEDコスチュームをまとったダンサー「M++DANCERS」が最先端パフォーマンスを披露しました。

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PLAY GROUND

レーザーセンサーとプロジェクションマッピングを組み合わせた、子供のための夜の遊び場。丸が追いかけてくる、消える、光るといった反応が楽しめ、子供が力いっぱい走り回れるよう凹凸がなく安全でバリアフリーな、インタラクティブ空間です。

IMMERSIVE WALL

生花とテクノロジーを掛け合わせた幅15m×2面・高さ4mの巨大な壁を用いたイマーシブ作品を展示。

エリアコンセプトである「LINK TOKYO」を時間的な繋がりと解釈し、演出テーマである「RED」から9月9日の重陽の節句に合わせた「赤い菊」を採用。いけばなに包まれる体験を、AI画像生成技術「NeRF」と点群情報データで表現しました。

華道家元 池坊によるいけばなとの連動により、空間全体で体験を作り出し、歴史、文化、表現、季節を感じるパブリックスペースが提供されました。

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リコー×おりがみ Presents「TOKYO夢花火」

リコーが展開する“お絵描き”の楽しみを広げるコミュニケーションツール「紙アプリ」を用い、ブースで書いた絵をスキャナーで取り込むと、絵が動き出して花火になってスクリーンに投影されます。

今回は学生を中心としたボランティア団体”NPO法人おりがみ”がブースを企画運営。「TOKYO夢花火」と題して、「未来」や「夢」をテーマに描かれた絵が色とりどりの花火となって東京の夜空を彩りました。

飲食エリア

日本最大級の若手料理人コンペティション「RED U-35」とタイアップし、弁当販売とキッチンカーが出店。中国料理「スーツァン レストラン 陳」料理長の井上和豊シェフによる「シビから鶏南蛮弁当」(1,500円)、「爽やかライチプリン」(500円)や、「Wine Restaurant Le Conte」玉水正人シェフによる「TOKYO GYUDON SANDWICH」(1,000円)「東京野菜のラタトゥイユ 赤梅酢仕上げ(冷製)」(500円)を提供しました。

※記事の内容は取材時の情報です。掲載している情報が変更になっている場合があります。
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