ハウステンボスは、パレス ハウステンボスのハウステンボス美術館にて「ハウステンボス大コレクション展」を、2023年2月11日(土・祝)〜5月31日(水)の期間、開催します。
9,000点の所蔵品からコレクションを一挙公開
ハウステンボスのパレス ハウステンボスは、17世紀にハーグの森に建てられ、現在はオランダのウィレム=アレクサンダー国王が居住される宮殿の外観を、オランダ王室からの許可で忠実に再現しています。
外観もさることながら、館内にはハウステンボス美術館があり、様々な展示を行っています。ハウステンボスが所有する収蔵品は、9,000点にも及びます。
2022年3月25日に開園から30年を迎えたハウステンボスの30周年のフィナーレと、次の10年に向けた最初の展覧会として、開園以来収蔵しているハウステンボスコレクションを一挙公開します。
オランダ黄金時代の美術品
会期前半は、ハウステンボスの作品たちをテーマ別に紹介します。
オランダを代表する画家、レンブラントの貴重な銅版画の原板や、オランダ風景画を語る上では外せないサロモン・ファン・ロイスダールの油彩画など、多彩かつ有名な作者による作品をご覧いただけます。合わせてヨーロッパで一世を風靡した柿右衛門の皿や1,500年以上前の焼き物なども登場。
またハウステンボスと言えばオランダですが、中国やイギリス、南米といった様々な場所で作られた作品も所蔵しています。普段は見ることが出来ない世界各国の作品が集います。
エッシャー作品138点全てを展示
4月22日(土)からの会期後半では、無限階段などのだまし絵で知られる版画家、エッシャーの作品を展示します。
美術館でまとまった数のエッシャーの作品を持っているのは、日本ではハウステンボスだけで、かつてはアトラクション「ミステリアスエッシャー」も運営されていました。
展覧会では収蔵している138点全てと、その関連作品を一挙公開します。描かれたものやテーマに注目した、これまでにない切り口でエッシャーの世界を楽しめます。
みんなのHTB展覧会
美術館の3Fでは「みんなのHTB展覧会」を開催します。
前半は、佐賀県出身の油彩画家、新里たける氏の個展を行います。4月16日(土)からの後半は、ハウステンボス初の公募展を行います。