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日本のディズニーから世界へ「ディズニー ツイステッドワンダーランド」アニメーション化の想い

2025年11月16日 あとなび

ディズニープラスは、「ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション」を、2025年10月29日(水)より独占配信しています。

日本から世界に広がる“ツイステ”

ディズニーにおける日本のローカルコンテンツ戦略について、ウォルト・ディズニー・ジャパンで日本発のオリジナル作品を手掛けるエグゼクティブ・ディレクター、ローカル・コンテンツ担当の成田岳氏と、国内で多彩なゲームを打ち出すディレクター、ゲームスのガド菜々氏が語りました。

ディズニーのゲーム部門では、日本のクリエイター陣とのタッグにより、「キングダム ハーツ」シリーズや「LINE:ディズニー ツムツム」など日本ならではのコンテンツ制作に挑戦し続けてきました。

ガド氏は“ツイステ”を、その最たるものであると語ります。

「日本的な表現を活かしつつも、新たなターゲット層、特に女性の琴線に触れるようなジャンルのゲームをつくることはディズニーとして初めての試みでしたし、どうやったらディズニーらしさが出せるかということに常に心を砕いてきました。“ツイステ”では、その領域を熟知するアニプレックスと、元々ディズニーのファンでいらした漫画家の枢やな先生とのパートナーシップにより、それぞれの強みが活かされた素晴らしいコンテンツが完成しました。」

ディズニーの中心概念であるストーリーテリングへの取り組みは、不朽のグローバルフランチャイズの数々を生み出してきました。映画で体験した物語の世界観を、日常でも楽しめるグッズや書籍、コンサート、パークでの体験など、生活のなかの様々なタッチポイントで体験や商品を提供して物語の世界へと誘います。これを“ディズニーのエコシステム”と呼び、グローバルで同じ戦略を掲げています。

“ツイステ”においても、ゲームの物語を起点に、コミカライズやライブイベント、ディズニーアーティストによる描き下ろしアートの商品化など、ディズニーにしかできないタッチポイントの提供を通じて、物語の世界を体験できる機会を様々な形で提供してきました。満を持して実現した今回のアニメーション化プロジェクトでは、この熱気が世界のファンにも届けられるべく、ディズニープラスによる独占配信を通じて、150以上の国と地域へ約30言語で届けられています。

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アニメーション化で新たな体験へ

ガド氏は、アニメーションという新たなタッチポイントの登場が、原作ゲームにもたらすシナジーについて「すでにゲームファンでいてくださっている皆様には、アニメーションならではの表現を通してゲーム内では体験できなかったダイナミックな作品世界を改めて新鮮な気持ちで追体験してもらうことで、“ツイステ”をますます好きになっていただきたいです。一方で、ディズニー・ファンやアニメ好きの方たちには、アニメーションでツイステの魅力に触れた時に『ゲームもやってみようかな』と思っていただけるような、そうしたディズニーならではのエコシステムの循環が期待できると思っています」と語ります。

このような、ディズニーの比類なきストーリーテリングとエコシステムの循環が、『ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション』をはじめとする日本発のローカルコンテンツをグローバルフランチャイズへと押し上げていきます。

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日本発のグローバルフランチャイズ戦略の原点は「ローカル発想」

こうしたグローバル展開でこそ鍵となるのは、ローカルに根ざした作品づくりであると成田氏は語ります。

「私たちは、作品を通じて視聴者にスペシャルな体験をしてもらいたいという強い思いを持って作品づくりに努めていますが、世界基準に当てはめて考えるのではなく、日本独自の価値観や表現方法など、私たちが真に面白いと思っていることを突き詰めていけば世界でも必ず受け入れられるし、面白いと思ってもらえる作品が届けられると思っています。今回のアニメーション化では、日本発世界水準の優れた物語をさらに多くの方に届けたいという強い思いが結実した結果です。」

“ツイステ”で描かれている世界観は日本人ならではの感性やオリジナリティが光っていると成田氏は言います。

「ヴィランズをテーマとした時、一般的な発想であればヴィランズたちが主役の物語が生まれると思いますが、“ツイステ”では、インスパイア元の物語を“ツイステッド”した全くの別世界が展開されています。国境や時代を超えて共感できるディズニーの普遍的な物語をベースに、ローカル発想を取り入れた新しい世界が国内外の多様なファンが楽しめるかたちで提供できるのも、100年以上の歴史と共に新しい挑戦を続けてきたディズニーだからできることだと思います。」

日本独自の発想を活かし挑戦していく柔軟性や、日本のローカルコミュニティとの緊密なパートナーシップにより、ファンが求め、世界に通用する物語を提供し続ける―。こうしたローカルに根ざした作品づくりも、ディズニーならではのグローバルフランチャイズ戦略の重要な鍵となっています。

「ディズニーならでは」

現在こうしたローカルコンテンツの世界配信を着々と進めているディズニープラスでは、日本のアニメを重要なカテゴリーとして位置付けている、と成田氏は続けます。

「ディズニーは 100 年の歴史を持つアニメーションカンパニーですが、日本のアニメはディズニープラスにおけるコアな戦略の一つです。“ツイステ”のような自社の大ヒットゲームを日本発のアニメーション作品として世界へ届けることができるのは、まさにディズニーならではの強さだと思っています。今回のアニメーション化で、ディズニーの比類なきストーリーテリングと日本のアニメーションが掛け合わさった時、世界中の皆さんをどのような冒険に連れて行けるのか…考えるだけでワクワクしますし、その役割を担えることが嬉しいです。」

©Disney
※記事の内容は取材時の情報です。掲載している情報が変更になっている場合があります。
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