すみだ水族館に、マゼランペンギンの赤ちゃんが、2022年4月20日(水)と30日(土)に誕生しました。
「だいふく」に続き「こまり」「しらたま」が誕生
すみだ水族館で飼育しているマゼランペンギンは、毎年3月から5月にかけて繁殖の時期を迎えます。2022年初の赤ちゃんは4月14日(木)に孵化し、すみだ水族館初の2世ペンギンとなった「だいふく」でした。さらに、4月20日(水)に「こまり」が、30日(土)に「しらたま」が誕生し、今年は計3羽が仲間入りしました。
「だいふく」から喜びの輪が広がり、続いて2羽の赤ちゃんが誕生したことや、赤ちゃんたちが多くの方とのご縁をつないでくれる存在になってほしいという思いから、2羽の名前は「だいふく」と同じく“丸い輪・円”をイメージさせる「こまり」「しらたま」と命名されました。
6月下旬以降にデビュー予定
「だいふく」「こまり」「しらたま」の3羽は、バックヤードを中心に生活しています。誕生時に163gだった「だいふく」は、1,700gを超え、父「はなび」と母「イチゴ」の元ですくすくと育っています。
今後3羽は、6月下旬以降に大人のペンギンが過ごすプールにデビューする予定です。
2羽の詳細・名前の由来
こまり
両親:アロエ(オス)、ココア(メス)
産卵日:3月10日(木)
孵化日:4月20日(水)
現在の体重:702グラム(5月9日時点)
名前の由来:万事を丸く収めるお守りや、長い糸をかがって作ることから「縁を結ぶ」象徴でもある「まり」のように、みなさんとのご縁を結ぶ存在になってほしいという想いを込めました。
母親の「ココア」の特徴である、真ん丸な目と体形も引き継いで育ってほしいです。
しらたま
両親:スイカ(オス)、さくら(メス)
産卵日:3月19日(土)
孵化日:4月30日(土)
現在の体重:242グラム(5月9日時点)
名前の由来:すみだ水族館の美男美女夫婦として人気の「スイカ」「さくら」の初めての赤ちゃん。昔は宝石ともされていた“玉”を名前に入れて、美しい子に育ってほしいという願いを込めました。また母親の「さくら」は、おなかが真っ白でモチモチしていることから「しらたま」をイメージしました。