USJキャラクターが飛行機に 特別塗装機「JAL×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェット」国内線に就航

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、日本航空と新たな特別塗装機「JAL×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェット（登録番号：JA252J）」を、2022年1月11日（火）より国内線に就航します。

記事の写真を全て見る

USJの仲間がいっぱいの特別塗装

特別塗装機「JAL×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェット」は、「JAL ミニオンジェット」「JAL ミニオンジェット2」に次ぐ3機目。

これまでのデザインはミニオンだけが描かれていましたが、今回はユニバーサル・スタジオ・ジャパンの仲間たちが多数描かれたデザインにバージョンアップ。

日本航空グループのジェイエアが運行するエンブラエル190型機（E190）に特別塗装されます。

USJ ユニバーサル・クールジャパン2022「名探偵コナン」「ハンター×ハンター」「進撃の巨人」「セーラームーン」「モンハン」が集結

USJ「NO LIMIT！タイム」最後の特別版 〜祝・御成人スペシャル・バージョン〜開催

MEGA WEB、22年の歴史を振り返る企画実施

お披露目イベントにはキャラクターも登場

就航当日には、日本航空大阪整備格納庫にて、お披露目イベントが開催されました。「JAL×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェット」を前に、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの仲間たちも駆けつけました。

セサミストリートのエルモ、クッキーモンスター、ミニオン、ジュラシック・ワールドのラプトルによるスペシャルステージが披露され、就航をお祝いしました。

ジュラシック・ワールドのラプトルは、パーク外に初登場です。

続いて、日本航空執行役員西日本地区支配人武井真剛さん、合同会社ユー・エス・ジェイ マーケティング本部長 村山卓さんの挨拶が行われました。

初便出発の模様

お披露目会の後、「JAL×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェット」は運用に入るための準備へと進みます。初便となる大阪（伊丹）12:50発仙台行きのJAL2207便が利用する18番駐機場へ向けてトーイングされ、移動。

搭乗時には記念品としてポストカードの配布も行われました。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの仲間たちによるお見送りも予定されておりましたが、あいにくの悪天候のため、中止に。

横断幕を持ったJALスタッフとミニオンのぬいぐるみを持ったJAL整備士によりお見送りされ、出発しました。

大阪国際空港B滑走路へ。

42名（うち乳幼児1名）の搭乗客を乗せ、離陸しました。

USJデザインの紙コップや搭乗証明ステッカーも

2022年2月1日（火）からは、機内にもユニバーサル・スタジオ・ジャパンの特別仕様が施されます。

ヘッドレストカバーには、マリオやミニオン、エルモたちと「NO LIMIT！」が描かれ、特別なデザインに。

機内で提供される紙コップも、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのデザインになります。

さらに、「JAL×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェット」の搭乗者のみに配布される搭乗証明ステッカー（無くなり次第、配布終了）も登場します。6種デザインがあり、ランダムで配布されます。

特別塗装される最新鋭機エンブラエル190型機（E190）とは

ブラジルの航空機メーカー「エンブラエル社」が製造する「E190」は短距離輸送用ターボファンエンジン搭載航空機（リージョナルジェット）の一種。

リージョナルジェットは50名〜100名が搭乗可能で、地域間の輸送手段として経済的に優れています。残念ながら開発中断中の国産旅客機「三菱スペースジェット」も「E190」と同様の部類に入ります。

曲面ガラスを採用し、しなやかな曲線で美しい機首部。

「E190」はダブルバブル構造という丸を二つ重ねた胴体の形が特徴的で、胴体内径の違いから、座席幅、通路幅、天井高、足元居住性に優れています。

エンジン排気ノズルの縁を波型にすることで騒音を低減しています。

主脚は内側に折りたたまれるが、完全に格納されないため、ホイールカバーを備えます。

JALグループの国内線用機材では初めて、電源コンセントも装備。JALグループのリージョナルジェットとしては初の上級クラス「クラスJ」も搭載し、手持ちのスマホやタブレットでビデオプログラムが楽しめるなど、大型機同様の移住性が魅力の機体です。

「JAL×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェット」はエンブラエル190型機にて大阪をベースに運航する日本各地へ就航するとのこと。

日本全国でユニバーサル・スタジオ・ジャパンの仲間たちに会うことができそうです。