ハウステンボスは、新アトラクション「AIR CRUISE the RIDE(エアクルーズ・ザ・ライド)」を、2025年9月12日(金)にオープンします。
ハウステンボス初のフライングシアター
ハウステンボスに新アトラクションがオープン。ドーム型スクリーンの映像と、スクリーンに迫り出した座席が連動。足が浮いた状態で楽しむ、フライングシアターのアトラクションです。
特徴は、日本で初めて8K LEDスクリーンで上映すること。プロジェクターでは表現が難しい「黒の深さ」や「明るさとのメリハリ」を高精度に表現します。特に真っ暗なシーンでは視界が何も見えなくなるほどの黒を発揮しています。
霧や匂いといった、フライングシアターの特殊効果も取り入れ、座席自体の振動も加わることで、シーンを立体的に表現。
世界中のバラエティ豊かな風景を次々と見せてくれます。
ギャラリーの特別展で絵画の世界へ
アトラクションの舞台は、ブルーアンカーギャラリー。Qラインにはオランダの絵画や彫刻、本が飾られています。
ギャラリーでは特別展「ディスカバリー・アース」を開催中。ディスカバリー・アース財団が、美しき地球をテーマにセレクトした絶景アートフォトが展示されています。
特別展を訪れたゲストは、アートフォトの中に飛び込むフライトツアーに参加。エアクルーザーに搭乗し、紙飛行機のようにアートの中へと入ります。
座席が回転しシアターへ
アトラクション発表時のイメージアートには©BROGENTのクレジットが書かれており、台湾のBrogent社のライドを使用している模様。
フライングシアターとは、東京ディズニーシー「ソアリン:ファンタスティック・フライト」のように、座席がスクリーンまで動き、映像と座席が連動した体験ができるアトラクションです。
Brogent社のフライングシアターは、ディズニーが「ソアリン」で採用しているものとは異なりますが、多くの施設で採用されています。Brogent社のi-Rideは、世界で40施設以上が採用しており、日本では富士急ハイランドの「富士飛行社」で初導入。西武園ゆうえんちの「ゴジラ・ザ・ライド」でも使用されています。
「エアクルーズ・ザ・ライド」は、これらのi-Rideとは異なるシステムで稼働。座席自体が回転し、スクリーン側へと移動する、o-Ride型のシステムを導入しています。