あられ(5日齢)
すみだ水族館に、マゼランペンギンの赤ちゃんが、2025年4月10日(木)と4月14日(月)に誕生しました。
2羽の赤ちゃんが誕生
つづみ・あられ(4月21日撮影)
すみだ水族館に、マゼランペンギンの赤ちゃんが誕生。今年は2年ぶりの誕生となり、すみだ水族館生まれのペンギンは29羽となりました。
2羽は「あられ」と「つづみ」と名付けられました。
現在バックヤードで飼育スタッフによる健康管理のもと、ゴハンをたくさん食べ元気に成長しています。今後は、バックヤードを中心に生活し、7月以降に大人のペンギンが過ごすプールにデビューする予定です。
館内6階には新たな常設展示スペース「ペンギンアカデミー」を開設し、展示パネルで赤ちゃんたちの成長過程をほぼリアルタイムで紹介します。ほかにも、ペンギンの成長過程を知ることができる企画を開催します。
あられ
あられ(5日齢)
4月10日(木)に誕生した「あられ」は、天気の「あられ」と、日本で愛されるお菓子の「あられ」から名付けました。
兄の「あめ(オス)」と同様に天気とお菓子にちなんだ名前で、「あられ」が降る時のにぎやかな音が、鳴き声の大きい元気いっぱいな赤ちゃんの特徴にぴったりだったこと、「感謝感激雨あられ」という言葉の通り、「生まれてくれてありがとう」という思いを込めています。
両親の「アジサイ(オス)」と「チョコ(メス)」、兄の「あめ(オス)」の家族全員が大声でよく鳴くおしゃべり大好き一家に生まれた「あられ」も、声が大きく、食べることが上手で、初めてのゴハンもしっかりと食べてくれました。
つづみ
つづみ(5日齢)
4月14日(月)に誕生した「つづみ」は、両親の「パイン(オス)」と「たいこ(メス)」にとってともに初めての赤ちゃんです。2015年に当館で生まれた「たいこ(メス)」は、初のすみだ水族館生まれの母ペンギンになりました。
名前は、両親とのつながりを考え、「太鼓(たいこ)」と同じ構造の楽器である「鼓(つづみ)」と「パイン」を輪切りにした形にちなんで名付けました。小さなまんまるの卵から力強く殻を破って生まれてきてくれた「つづみ」は、色白で、両親に似てやや離れ目で高めの声が特徴です。強くたくましく育って、「鼓」の音色のように、「すみだ水族館をにぎやかにする存在になってほしい」と願っています。
- つづみ(5日齢)
- あられ(5日齢)
- つづみ・あられ(4月21日撮影)