ハウステンボス株式会社は、坂口克彦会長が、2024年9月30日(月)をもって退任すると発表しました。
坂口会長がハウステンボスを退任し大学理事長に専念
坂口氏は、2019年よりハウステンボス社長に就任。2023年10月1日からは会長に就任しており、会長としては丸1年で退任となります。
社長時代から、毎朝のゲートでのお出迎えなどでも活動。会長就任会見では、九州全体の視点から観光を促進する旨を話していました。
会長職を続けながら、2024年5月1日(水)より、ハウステンボスが立地する佐世保市にある長崎県公立大学の理事長に就任しています。坂口氏は自身のXにて、今後は理事長職に専任すると発表しています。
ハウステンボス社長・会長として5年間活動
坂口氏はユニ・チャーム株式会社を経て、2014年に株式会社エイチ・アイ・エスに入社。当時HISはハウステンボスを運営しており、2019年1月から最高人事責任者としてハウステンボス株式会社に入社しました。当時はHISの最高人事責任者なども兼任していました。
4ヶ月後の2019年5月には、HISの澤田社長がハウステンボス社長を退任し、後任として坂口氏が社長に就任。澤田氏は会長になりました。
2020年1月にはHISがハウステンボスを香港の投資会社PAGに売却したことから、坂口氏もHISを退社し、ハウステンボス社長専任に。
2023年10月、PAGは、新社長としてOLC取締役の髙村氏を招聘。社長が交代し坂口氏は会長に就任しています。
ハウステンボスに赴任してから5年8ヶ月で退任することとなります。