東京ディズニーシーは、新テーマポート「ファンタジースプリングス」を、2024年6月6日(木)にオープンします。エリア開業と同時に、アトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」がオープンします。
アナ雪の名曲を巡るボートライド
「アナとエルサのフローズンジャーニー」は、『アナと雪の女王』の物語を辿るボートライド。同様のコンセプトのボートライドでは、フロリダのEPCOTと香港ディズニーランドに「フローズン・エバー・アフター」がありますが、「アナとエルサのフローズンジャーニー」では内容が大きく異なります。
約6分30秒かけて『アナと雪の女王』の名シーンや名曲たちをリアルなオーディオアニマトロニクスやプロジェクションマッピングの演出、ちょっとしたスリルのある水流ライドで巡っていきます。
トロールの回想で幕開け
ボートの旅は、トロールの谷から始まります。トロールの長であるパビーが、2匹の小トロールに向けて、アナとエルサの物語を語り始めます。パビーの魔法でアナとエルサの幼い頃の場面が映し出されると、そのまま岩に2人の様子が描かれていき、エルサの魔法が誤ってアナに当たってしまうシーンが見られます。
雪だるまつくろう
映像が終わり、暗い廊下へ。ボートが侵入していくと、一つのスポットライトが当たり、大きなドアの前に1人立つ幼いアナが現れます。
映画そのままに「雪だるまつくろう」を歌いながら、ドアをノックするアナ。するとドアごと舞台が回転し、反対側にいるエルサが現れます。ドアの前で膝を抱えて座る幼いエルサの姿。
そんな2人の姿を見ていると、ボートは後ろ向きに進みだします。
生まれてはじめて
ボートが後ろ向きにすすむと現れるのは、大きくなったアナ。肖像画ギャラリーで「生まれてはじめて 」を歌い上げます。
さらにボートが進むと、今度はエルサの戴冠式の場面に。エルサも「生まれてはじめて」を歌い、再びアナとエルサの立場の差が現れていきます。
エルサが門を開くよう歌いあげると、ボートも今度は前へ進み、次の場面へと移っていきます。
とびら開けて
アレンデール城の外に出ると、目の前には大きな時計塔が。時計の前では、アナとハンスが「とびら開けて」を歌いながらダンス。
反対側を見ると、船の帆にも2人が踊っている影が映っています。
エルサの氷の魔法があらわに
ハンスと婚約したというアナに対し、エルサは反対。城の中庭で2人は口論となります。エルサの手からは氷の魔法が出てしまい、地面から氷が突き出し、噴水も氷の牙を剥きます。辺りもプロジェクションマッピングにより氷に包まれていき、それを見たウェーゼルトン公爵が騒ぎだします。
オラフが登場
エルサを探しに出かけたアナ。雪山でクリストフ、スヴェン、そしてオラフと出会います。オラフは動き回りながら自己紹介。アナもオラフの元へ屈んでエルサがどこにいるかを尋ねます。
レット・イット・ゴー
ノースマウンテンを登るようにボートも上昇。雪に覆われた山の中で、エルサが「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」を歌います。
山を登りきると、再びエルサが登場。今度は魔法で氷の階段を築いていきます。そして宮殿を作り上げると、ボートも宮殿の中へ。氷のドレスに変身したエルサが、氷の城の中心に登場。
3シーンにわたってエルサが「レット・イット・ゴー〜ありのままで〜」を歌い上げる、贅沢なライドです。
アナが凍る
エルサが歌い終えると共に、後ろに進み始めるボート。そこにアナが現れ、エルサに冬を終わらせるよう頼みます。しかし、エルサは断りアナの胸に氷が突き刺さってしまいます。
プロジェクションマッピングで氷を表現し、エルサの魔法がリアルに現れます。さらにボートは後ろに進み、ハンスがエルサを倒そうとする様子が映像で描かれていきます。
アナの氷が解ける
凍ってしまったアナ。アナを目の前に、エルサは悲しみますが、愛の力でアナの氷は溶けていきます。最新の映像技術で、アナが氷り、溶けていく様子を見事に表現。
オラフも真実の愛がアナの氷を溶かしたことを喜びます。
フィナーレ
ボートは再び前へ進み、アレンデールの街が氷から溶けていく様子が広がります。そしてお城の中庭には、アナとエルサをはじめ、スヴェンとクリストフたちキャラクターが大集合。
スケートを楽しみながら、姉妹の絆が戻ったことを祝います。
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