株式会社サンリオの辻信太郎 代表取締役会長が、埼玉県などが主催する第19回「渋沢栄一賞」を2021年2月9日(火)に受賞しました。
ピューロ、ハーモニーの展開も評価
「渋沢栄一賞」は、多くの企業の設立や育成に携わる一方で、福祉や教育などの社会事業にも尽力した「近代日本経済の父」といわれる渋沢栄一の生き方や功績を顕彰するとともに、今日の企業家のあるべき姿を示すため、渋沢栄一の精神を今に受け継ぐ全国の企業経営者に贈られる賞です。
受賞理由
経営
・「みんな仲良く」の理念で創業しハローキティなど多くのキャラクターを生み出す 東京と大分にテーマパークを展開1984年東証第一部上場
・『キタキツネ物語』等の映画・著書多数1977年『愛のファミリー』で米国アカデミー賞(最優秀 長編ドキュメンタリー賞)受賞
1975年創刊『いちご新聞』で友情や平和へ心温まるメッセージを送り続けている
社会貢献
1990年(公財)辻アジア国際奨学財団(現・辻国際奨学財団)設立、友情重視の理念に基づいて運営し30年間に787名へ総額16億3662万円を支給、発展途上国への協力と親善に貢献
辻会長コメント
戦争体験者である私が第二次世界大戦中に甲府の七夕空襲に遭い、焼夷弾で家が焼かれ、目の前で人が焼け死んでいく経験をして、「戦争はどうしてもやめなくてはならない。そのためにはみんなが仲良く助け合っていきていくことに貢献したい」と創業したこのビジネスが認められて、今回、渋沢栄一賞という栄誉ある賞を受賞させていただきました。これからもこのビジネスの発展と社貢献に努めて参りたいと思っております。