豊洲 千客万来が、2024年2月1日(木)に開業しました。同時に、温浴施設「東京豊洲 万葉倶楽部」がオープンしました。
箱根・湯河原温泉を毎日運搬
24時間営業の温浴施設が豊洲市場横に誕生。全国で温浴施設を手がける万葉倶楽部が、東京都の「千客万来施設事業」として建設を進めてきた「豊洲 千客万来」の温浴棟です。
大きな特徴は、温泉を掘ったのではなく、運んできた温泉を楽しめること。なんと、箱根・湯河原温泉の名湯を、毎日40〜60tもの量、専用の20tトレーラーにて運搬してきています。
東京にいながら名湯に浸かることができるのです。
2つの名湯に入り比べ
露天風呂は、箱根の湯、湯河原の湯と、2つに分けられています。2つのお湯を入り比べられます。
東京湾沿いでは天然温泉を楽しめる温浴施設もありますが海に近く塩気が強いお湯が多いです。その中で、箱根・湯河原から持ってきているお湯は柔らかく、天然温泉とは違う楽しみ方ができます。
360°の絶景足湯
屋上には足湯が。ぐるっと囲むように360°足湯があり、東京の眺望を好きな方向から眺められます。
時間と共に刻々と変化していく東京の景色をのんびりと見られます。この足湯にも温泉が運ばれてきています。
レインボーブリッジを見ながら外気浴
サウナは、ドライサウナと塩サウナ。女性はナノミストサウナもあります。
男湯ではサウナを出て目の前に水風呂、さらにその先の露天部分にごろ寝を用意した、迷いのない経路でサウナを楽しめます。ごろ寝はたっぷりと用意。
寝ながら東京の景色を眺められ、レインボーブリッジを見ながら整うこともできる、ここだけの体験です。
客室にはVIP仕様も
客室は71室。通常の客室は、ベッドが2台にテレビ、バストイレが付いています。
館内では浴衣や作務衣を着て過ごせ、女性用の浴衣は柄も充実です。
お部屋にもバスタブはありますが、いつでも温泉に入りに行けます。追加料金で、岩盤浴や、エステも利用可能。のんびりと体をリフレッシュさせられます。
一歩外に出れば豊洲市場が広がる日本の新たな観光の地ですが、万葉倶楽部内だけでも1日ゆったり過ごせそうです。
さらに、インバウンドを意識した特別室も用意。
畳の和室には富士山の絵やお花が飾られ、和の空間を演出。専用のお風呂も備え、日本らしい高級旅館の雰囲気を楽しめるよう作られています。
家族でも安心
フロント横にはゲームコーナーやキッズスペースもあり、子供連れでも飽きさせません。
さらに、家族風呂も。プライベートな浴室とテレビもある脱衣室があり、家族でゆったりお風呂を楽しむこともできます。
館内で豊洲らしい食事体験
食事処は、5階に「万葉庵」と「憩い処」が並んでいます。万葉庵では、お刺身など豊洲らしいメニューもいただけます。
憩い処はブッフェ会場。夕食と朝食でブッフェが楽しめます。自分だけの海鮮丼を作る豊洲らしい体験も。
1階には24時間営業のローソンが千客万来内に開店しているので、ちょっとした買い物も安心です。
仮眠室も広々
東京豊洲 万葉倶楽部は、宿泊のほか、深夜滞在も可能。入館料は大人3,850円で、深夜3時以降の滞在はプラス3,000円がかかります。
リラックスルーム(仮眠室)はリクライナーを513台も用意。ゆったり休める部屋や、女性専用の部屋、大きな窓のある部屋と、好きな場所を選んで体を休められます。
もちろん温泉も好きな時間に使用可能。タオルはロッカー室に置いてあり、好きに使えるので、日帰り入浴でも安心です。
朝から夜まで豊洲を満喫
豊洲市場とは2Fの歩道橋で直結。早起きすれば、マグロや青果のセリを見ることができます。
セリを見学した後は、足湯から朝日を見たり、朝風呂を楽しんだりできます。
また、1〜3階には千客万来の飲食店が並んでいて、豊洲場外市場の街並みを好きなタイミングで満喫。ご飯を食べに行ってもよし、ちょっと小腹が空いたらテイクアウトしてもよし。
少し歩けばららぽーと豊洲やお台場にもアクセスでき、豊洲の観光をたっぷり楽しめます。