伊豆シャボテン動物公園に、ホオジロカンムリヅルの赤ちゃんが、2022年8月2日(火)、誕生しました。
赤ちゃんは園内で観察可能
伊豆シャボテン動物公園のバードパラダイスにて、ホオジロカンムリヅルの赤ちゃんが8月2日(火)に誕生。父「グラデ」と母「おじょう」の間に1羽が誕生(孵化)しました。
赤ちゃんは、両親にしっかりと守られながら「バードパラダイス」内を移動しており、誕生したばかりの姿を見ることができます。いる場所により姿が見えにくい場合もありますが、特にエサの時間(1日2回、9時頃と15時頃)前後には雛連れの仲睦まじい家族の光景を見ることができます。
計5羽の家族に
伊豆シャボテン動物公園では、1960年からホオジロカンムリヅルを飼育しています。園内の「バードパラダイス」で放し飼いにされています。現在は、父「グラデ」、母「おじょう」、2019年7月21日(日)に生まれた2羽、そして2022年8月2日(火)に1羽の雛が孵化したことにより計5羽の家族となりました。
ホオジロカンムリヅルの親は通常、孵化後1~2日で赤ちゃんを連れて歩きまわり、赤ちゃんは生後しばらく池に浮いて泳ぐこともあります。雄雌両方で子育てをし、約4~5ヶ月で背丈は親とほぼ同じ高さに成長。一方、羽根の色など親とまったく同じ姿になるには約1年かかります。親は雛がかえると孵化させた巣とはまた別に営巣し、ねぐらとして使用します。