横浜・八景島シーパラダイスは、2023年5月8日(月)に開業30周年を迎えました。
1993年に開業
横浜・八景島シーパラダイスは1993年に開業。
「海・島・生きもの」という特性を活かし、日本最大級の水族館「アクアミュージアム」やさまざまなアトラクションのオープンに始まり、社会の変化や時代のニーズに併せて2004年に「ドルフィン ファンタジー」、2007年に「ふれあいラグーン」、2013年に「うみファーム」とテーマの異なる水族館をオープンし、“アーバンリゾートアイランド”として歩んできました。
2018年には、25周年の節目として、「アクアミュージアム」の大規模リニューアルを行い、“五感体感”をコンセプトに常設展示の強化、さまざまなイベントなどを開催いたしました。その後も、”クラゲのすべてがわかる“をコンセプトに、生態、繁殖などの知識が学べるエリア「くらげりうむ」。2022年7月に「アクアミュージアム」LABO2では、”楽しく学ぶSDGs“をコンセプトに、「東京大学三崎臨海実験所」との共同の取り組みを「研究室」に見立て、身近な海の多様な生物や多様な能力を学ぶことができるアカデミック施設「身近な海の生きもの研究所」をリニューアルいたしました。
2019年度には、新型コロナウイルスの影響により臨時休園なども与儀なくされ、大幅に来館者が減少する結果となりました。2022年度にはコロナ前と同水準まで回復しています。
30周年テーマ“海と笑顔を、これからも”
30周年のテーマは、“海と笑顔を、これからも”。これからも「海」で“くらす生きもの”や“素晴らしさ”、“海を取り巻く環境”等について、展示や企画を通して発信し、笑顔溢れる体験や感動をお届けします。
「海の王者 サメ~五感で知るサメの世界~」オープン
4月26日(水)には、水族館「アクアミュージアム」3階LABO8を「海の王者 サメ~五感で知るサメの世界~」としてリニューアルオープン。世界中の海を回遊し、身近な東京湾にも生息する言わずと知れた海の王者である「サメ」について、優れた能力や生態などを学び、「サメ」の体の秘密に迫るエリアです。
「サメ」は、その様相から「怖い」、「危ない」、「近寄りがたい」などというイメージが強く、「海の王者としての風格」を漂わせる生きものです。また、そのイメージから鋭い歯と力強い顎を備え持ち、獰猛な性格で「人をも襲う」恐ろしい生きものとして連想されます。しかし世界に数百種いる「サメ」のうち、実は危険な種類は約1%に満たず、多くの種類は、魚食性で小魚の群れや海底に潜む魚を捕食し、くらしています。
飼育員から「サメ」に関する解説を聞きながら学ぶコーナーをはじめ、大型サメ「シロワニ」の生体展示や「サメ」の卵、幼魚の展示、顕微鏡越しにサメ肌を“見て”、実際に「サメ」へ“さわる”ことができる体験プログラムが誕生します。