スティッチ実写化の裏側が明らかに　実写『リロ＆スティッチ』特別映像を公開

映画『リロ＆スティッチ』ブルーレイ+DVDセットが、2025年10月15日（水）に発売されます。

記事の写真を全て見る

スティッチを作り上げたメイキング

ディズニーアニメーション映画『リロ＆スティッチ』の実写版が2025年に公開され、アメリカを中心に大ヒットを記録。ブルーレイ+DVDセットが10月15日（水）に発売されます。

9月12日「宇宙の日」を記念して、メイキング映像が公開されました。

『リロ＆スティッチ』の実写化にあたって最大の課題のひとつは“見た目”。シカの耳やブルドッグの鼻、コアラの目やリスの動きなど、自然界の要素を取り入れながらデザインが練り上げられました。

リアルなスティッチの製作過程には、コンセプトアートを手掛けたベン・ウーテンや、オリジナル版アニメーターのアレックス・クーパーシュミットの指摘も欠かせなかったと言います。さらに、照明の参考のために、レガシー社が毛の1本1本まで手縫いで仕上げた精巧な模型（マケット）を制作。

製作総指揮のトム・ぺイツマンは、「（レガシー・エフェクツ社の）セス（・ヘイズ）が操るスティッチに、初めて会ったマイアが突然彼の鼻に挨拶のキスをした時、うまくいくと確信しました」と振り返ります。

実写版『リロ＆スティッチ』大ヒット 制作の背景を監督＆プロデューサーが語る

シェフ・ミッキーにスティッチが登場　ブッフェ料理もハワイアンに

ハワイの人気クッキーがスティッチのデザインに　日本で「スティッチの日」記念発売

リロ子役とスティッチの出会い

レガシー・エフェクツ社のセス・ヘイズは「私たちはロッド・パペットと呼ばれるものを使用していた。彼の四肢からロッド（棒）が出ていて、手の動きで感情を表現できるんだ。そして、キャラクターの性格上、目だけで多くの感情を表現できる。彼は大きな目と大きな口を持っているからね」と振り返ります。

リロ役を演じた俳優マイア・ケアロハが、スティッチとセットで初めて共演した日のことも印象深く覚えているそう。

「非常に暑い日で、皆疲れていて少しイライラしていた。しかし、マイアがスティッチと向き合った瞬間、それは本当に魔法のような瞬間だった。私はただ、ロッドを持って彼に命を吹き込む役目を果たせたことに幸せを感じた。彼女は本当に素晴らしい小さな俳優だ。一緒に演じたすべてのシーンで、彼女は本当に最高の演技を披露してくれた」と語っています。