ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを運営する合同会社ユー・エス・ジェイの社長に、村山卓氏が、2025年6月1日(日)に就任しました。
USJ初の生え抜き社長が就任
2015年11月より9年半ユー・エス・ジェイ社長CEOを務めてきたJLボニエ氏が社長を退任。村山卓氏が新社長に就任しました。
村山社長は、ユー・エス・ジェイにとって初の生え抜き社長。2000年11月のユー・エス・ジェイ創設と同時に入社しました。パークオペレーションと人事を担当した後、マーケティング部門のシニアマネジメント、そして2020年から執行役員副社長を務めてきました。
JLボニエ氏は、ユー・エス・ジェイの親会社であるユニバーサル・ディスティネーション&エクスペリエンス社長兼COO(環太平洋地域担当)として9月1日付けで昇格。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとユニバーサル・北京・リゾート、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの事業を統括する立場となります。
CSRコミッティ委員長は継続
村山新社長は、副社長時代からCSRコミッティ委員長を務めてきました。村山氏は社長就任前の5月8日(木)、CSRプログラム「サンクス・ラブ・マンス 2025」のイベント取材会で囲み取材に対応。
6月以降もCSRコミッティ委員長を社長と兼任して続けることを明らかにしました。
CSRコミッティ委員長を続ける理由として「USJにとって、ビジネスと同じくらい大切なのがCSR活動だと考えている。企業として社会的意義とか社会的価値を伝えていかないと継続的に企業として成長できないと本気で考えている」と説明しました。
ありがとうを伝えたい相手は同僚
サンクス・ラブ・マンス 2025のテーマ「今日は、誰の日にしますか?」にちなんで、村山氏は誰の日にするかを問われると「同僚」と回答。
「一緒に仕事をしているみんなが色々サポートしてくれていることを、当たり前だと思っている自分がいたなというのを、先ほど(サンクス・ラブ・マンスのセレモニー)イベントを見ながらしみじみと僕も考えていた。皆さんもそういったきっかけになると思いますから、ちょっと考えていただいたら、いろいろ本当にお世話になってる人っていうのが周りにいることを気づかれるんじゃないかなと。僕の場合は同僚です」と、同僚への“ありがとう”を伝えました。