サンシャイン水族館は、真夜中のいきもの展を、2025年3月14日(金)~11月24日(月・休)の期間、開催しています。
夜の生き物が暮らす世界へ
真っ暗な環境を好む約20種の生き物を「夜行性」「洞窟」「発光」のカテゴリー別に展示し、解説します。
説明文には、生息域や特徴のアイコンが付き、生き物の生態が一目でわかります。また、説明文は物語調になっており、暗い世界を探検しているような気分で、生き物たちを楽しめます。
超貴重なオオサンショウウオがお出迎え
会場に入って真っ先に出迎えてくれるのは、スライゴオオサンショウウオ。
世界最大の両生類であるオオサンショウウオ。中でもスライゴオオサンショウウオは最も大きくなります。
サンシャイン水族館では1999年から暮らしています。
スライゴオオサンショウウオは、本来生息する中国では交雑し野外絶滅しています。その中で、90年代から交雑せずに生息してきたサンシャイン水族館の個体が、貴重なスライゴオオサンショウウオであることが判明。日本ではサンシャイン水族館と広島市安佐動物公園の2個体が確認されています。
今回は、2024年に京都大学の研究により判明して以降、初の展示となります。
普段見られない夜の生態
会場を暗くすることで、通常の水族館などでは見せられない夜の展示を実現。
森のエリアでは、生き物が昼夜逆転で暮らせるように照明の時間を調整することで、昼間でも夜の生態を見ることができます。
アカアシモリフクロウやフクロモモンガも、本来昼間は寝ていますが、ここでは元気に動き回る姿も見やすくなっています。
食事シーンにも出会えるかもしれません。
水で暮らす生き物たち
水族館らしく、ヒカリキンメダイやクモウツボ、ゴシキエビなど水域の生き物も展示。
同じ光る生き物でも、発光・反射・蛍光と、光り方の違いも解説。覗き穴を用意するなど、インタラクティブな仕掛けも用意されています。
エポーレットシャークは、あえて浅瀬に展示し、水族館の通常展示より見やすく。餌やりの様子も見やすくなっています。
開催期間:2025年3月14日(金)~ 11月24日(月・振)
※6月19日(木)は休館
※営業時間は、時期によって異なります。
会場:サンシャイン水族館 特別展会場
料金:通常入場券 600円、「オリジナル蓄光ステッカー」付き入場券 800円