ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、ドンキーコング・カントリーを、2024年12月11日(水)にオープンします。
任天堂×ユニバーサル初のコースター
スーパー・ニンテンドー・ワールドの拡張エリア「ドンキーコング・カントリー」が、12月11日(水)にオープン決定。エリアと同時にオープンするアトラクションが「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」です。
黄金のしんでんを訪れたゲストは、ティキ族からゴールデンバナナを守るため、トロッコに乗り込んでタル大砲で飛び出し、広大なジャングルを駆け巡ります。
ライドに乗り込むステーションは、ムービングベルト方式でスムーズな乗降が可能。ライドは2人×2列の1台4人乗りで、一般的なコースターよりかなり小さめ。マウスコースターのようですが、しっかり落下で楽しませるライドです。
コースターならではの体験
スタートすると、ディクシーコングに見送られて上昇。エリア内から見える「黄金のしんでん」上部へと、カタカタと上がっていきます。タルに入ると急加速してジャンプ。
タル大砲から飛び出し、いきなりアトラクションの見せ場である“レールのない部分をジャンプ”します。
そこから屋内へ。急に旋回し、コースターらしさを見せます。
4人乗りの小型ライドではマウスコースターがイメージされますが、「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」では上昇落下や大きな旋回と、オーソドックスなレイアウトを楽しませてくれることが伝わってきます。
再び屋外へ出ると、ドンキーコング・カントリーのエリアに出たときに目に入るコースです。ここでもレールのない場所をジャンプし、さらに水がかかりながらの旋回。また屋内へと突入します。
レールの有無がコースターの売りになっていることに加えて明暗が連続し、視覚を惑わす効果が連続。
そこで、進行方向にトロッコが邪魔しているシーンが。レールを外れて横へとコース変更していきます。
ゲームらしさを実現した動き
レールをジャンプするという画期的なシステムのコースター。その特性上、ライドの片側だけで固定しているため、横揺れが激しくなっています。これがトロッコらしさを演出する効果をもたらしています。
さらに、レール軌道も異なるため、コースの曲がり方も変わってきます。これにより、ゲームらしい急なコース変更を実現しています。
ダークライドのようにキャラクターが登場してライドが影響を受けるような体験が、コースターで可能になりました。
再度上昇し、旋回しながらドロップへ。水上を走行するコースへ突入します。
ここでもレールが消え、本当に水上を走り抜けているかのよう。
唯一無二のコースター
これまでにない独特の動きに、コースターの特性に視覚効果を組み合わせることで、より非現実的な感覚をもたらします。
コースターならではの新たなアトラクション体験が実現。
今後しばらくは似た体験すらできないような、唯一無二のアトラクションです。
※記事の内容は取材時の情報です。掲載している情報が変更になっている場合があります。