ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『ズートピア2』が、2025年12月5日(金)に日本公開されます。
ズートピア続編の構想
映画『ズートピア』の公開から9年。2025年12月5日(金)より全国で劇場公開となる待望の続編『ズートピア2』。前作『ズートピア』では共同監督・脚本を務め、現在ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)でもあるジャレッド・ブッシュと、『ズートピア』と『ミラベルと魔法だらけの家』で2度のオスカーに輝いたバイロン・ハワードの2名からなる監督陣、そしてストーリー責任者のキャリー・リャオがコメントしました。
ジャレド・ブッシュは「最初の映画では、彼らは約48時間だけパートナーだったので、まだお互いについて学ぶべきことはたくさんあります。最初のハードルは乗り越えましたが、今度は長期的にチームとして機能するのか見極めなければなりません。ジュディとニックは性格が大きく異なり、今作では彼ら二人の関係やお互いの個性が試される新しい冒険・困難に直面します」と説明。
バイロン・ハワードは「ニックの現実主義で皮肉屋なところを活かしたかったし、ジュディの理想主義な性格も大切にしたかったんです。彼らはとても賢いので常に互いを出し抜こうとしますが、観客はそんなニックとジュディの掛け合いを楽しんでくれていたので、引き続きその関係性を発展させたいと考えました」と今作について語りました。
新たなキャラクターも登場
『ズートピア2』の物語は、前作の直後から始まります。ジュディとニックは、まだ始まったばかりのパートナーシップに苦労しながらもバディとしての絆ができ始めた矢先、ズートピア随一の有力家系リンクスリー家の数十年にわたる謎に巻き込まれます。100年ぶりに動物都市に現れたヘビのゲイリーをきっかけに、ふたりは再びバディを組んで潜入捜査を行い、ズートピアの過去に秘められた巨大な謎に挑むことに。
ブッシュ「前作には爬虫類は登場しませんでした。そこで今回は、哺乳類と爬虫類の対比を取り入れることで、ジュディとニックがいかに異なる存在であるかを際立たせたかったんです。そして『果たして彼らはどう共存できるのか?』という問いを、観客に投げかけたい」と考えたそう。
ある非公式の潜入捜査が思わぬ方向へと転じ、ジュディとニックは自ら指名手配犯となってしまいます。2人は街のこれまで描かれなかった地域に潜入したことで、深まるパートナーシップがかつてない試練にさらされることになります。
ジュディとニックは互いに欠けた部分を補い合うことで、“唯一無二の“最強コンビ”としての存在感を発揮します。そこでストーリー責任者のキャリー・リャオは「前作で二人は素晴らしい関係性を築きましたが、今作ではそのパートナーシップがこれまでにない形で試されます。あらゆる関係は進化しますよね。パートナーであることの本当の意味とは何か?『ズートピア2』のストーリーの中心には大きな謎が存在しますが、その核となるのは、ジュディとニックの関係性です」と物語の根幹を説明。
さらにブッシュは「彼らは決して完璧な存在ではありません。だからこそ観客は彼らに共感できるのだと思います」と付け加えました。
映画『ズートピア2』は2025年12月5日(金)公開。
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 2025年10月29日
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